伊藤桂司||FUTURE DAYS
- indiegraphic
- 7月14日
- 読了時間: 2分

伊藤桂司は1958年東京都生まれ。主に、広告、雑誌、音楽関係などの分野でグラフィック・ワーク、アートディレクション、映像を手掛ける。現在は、京都芸術大学・大学院教授。UFG代表。
美術手帖より
20数年前、ビレッジバンガード植田店で伊藤桂司作品に初コンタクト。
なんとも言えない独特のコラージュ作品に、一目惚れして購入したのがこのFUTURE DAYS。
上手いなぁ!!っていうよりも、凄い・・・!というのが最初の感想。
なんか才能ある人たちは、こんなぶっ飛んだことやれて格好いいな・・と瞬間的に憧れてしまった
記憶があります。
そんな初コンタクトから数年、地元愛知県で開催された[愛・地球博]。私も当時の会社の社長をご案内する立場で行ってきましたが、正直何も印象がなく(万博よりも社長接待に気がいきすぎて)、少し残念な想いがありましたが、1つだけ強烈に残っているもの、それが万博の広告。コラージュ作品なのですが、あの鬼才・奇才とあがていた伊藤さん、毒っぽいイメージの作品が多かった(勝手にそう思ってるだけですが)伊藤さんが、この世界的なイベントの広告を作ってるなんて・・。
みんなは万博で未来を感じたかもしれませんが、自分は未来よりも現実のしょっぱさを痛感する日となりました。
あれから20年、いまだにこの業界ですったもんだしていますが、
伊藤桂司さんへの憧れはいまだに色褪せることはありません。
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