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BECK & ALHANSEN PLAING WITH MATCHES

  • indiegraphic
  • 9月5日
  • 読了時間: 2分

BECKと祖父Al Hansenのコラボレーション ― 『Playing with Matches』を手にして

世界的ミュージシャン BECK が好きで音楽を追いかけていると、そのルーツや背景にも自然と関心が広がっていきます。そんな流れで出会ったのが、彼と祖父 Al Hansen の共作アートブック 『Beck & Al Hansen: Playing with Matches』 です。



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アートと音楽をつなぐ一冊

この本は1998年にSmart Art Pressから出版され、144ページにわたって二人の世代を超えた作品世界を収録しています。コラージュやアッサンブラージュ、ドローイング、写真、詩、映像など、表現の幅はとても広く、「音楽家としてのBECK」だけでは見られない側面を感じることができます。

祖父Al Hansenは、フルクサス(Fluxus)に関わったアーティストであり、破片や日常素材を使った作品で知られていました。そんな血筋の中で育ったBECKが、いかにして独自のポップ/ロックの世界を築いてきたのか――この本はそのヒントを与えてくれます。


展覧会としての『Playing with Matches』

出版と同時期に、サンタモニカ美術館やニューヨークのThread Waxing Spaceなどで展覧会も開催されました。展示ではBECK自身もパフォーマンスを行い、音楽とアートが混じり合う「ハプニング」のような空間が作り上げられたそうです。単なる本ではなく、当時の空気感を伝える記録でもあるのが魅力です。


BECKファンにとっての楽しみ方

『Playing with Matches』は、ただの作品集以上に「BECKの創造性のルーツをたどる旅」と言えるでしょう。音楽ファンとしては、彼の楽曲の裏側にある感性や美学を視覚的に体験できることが大きな魅力です。もちろん、現代アートやフルクサスに関心のある方にもおすすめの一冊です。

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